国王からの反発
商売敵や女性に加えて、国王もコーヒーハウスを批判しはじめます。
コーヒーハウスの特質である自由なスピーチが治安を乱す恐れがあり、国王チャールズⅡ世をますます不安にさせたのです。
彼は1675年の終わりに、コーヒーハウスの抑圧を宣言。
その宣言内容は、1月10日以降にコーヒーハウスの営業を禁止するというものであり、次のように主張されました。
「コーヒーハウスにおいては、様々な誤りと悪意があるスキャンダルが作り上げられ、外部へと広がって行く。
国王閣下の政府が中傷され、王国の平和と平穏が乱される。国王閣下は、コーヒーハウスを閉鎖し、抑圧すべきであると考えた・・・。」
多くの市民がこの布告に抗議しました。
特にコーヒー商人は、自分たちの収入源がなくなると国王に訴えます。
2~3日もたたないうちに、国王はコーヒーハウスの閉鎖をあきらめ、条件付きでそれを復活させました。
まずは増税。
そしてもう一つは、店内でパンフレット・書籍・小冊子を売らない、スピーチもさせないという条件でした。