医者からの反発 その2
マルセイユの公会堂で行われた討論において、医者のコロンは以下のように述べています。
「恐ろしいことにこの飲み物は、軽率に評価されているその特性のおかげで、ほぼ間違いなく、人々からワインを楽しむ習慣を奪う。
公平な評者であればすぐに、味や香り、そして色、さらには不可欠な特質に関して、醸造酒のワインより価値がないと認めるだろう。
しかしながら、この人気はなぜだろう。
それはアラブ人が、コーヒーを最高のものとみなしたからなのだ。
その理由の一つは、コーヒーが彼らの国の生産物であったこと。
もう一つはヤギ、ラクダ、その他もろもろの獣によって、その効能が人間に伝わったからである!
・・・しかしながら、コーヒーに大量に含まれている焼かれた粒子は、とても危険なエネルギーである。
私たちの血液中に入ってリンパ液を引き付け、腎臓を乾燥させる。
さらにそれは、脳にとっても危険で、脳脊髄液や脳回を乾燥させた後、体の毛穴を開く。
その結果、私たちは眠るという動物的本能に打ち勝ってしまう。
このようにコーヒーに含まれる成分によって、人は不眠になり、神経液が干上がってしまう。
・・・挙げ句の果てには、全身疲労、麻痺、性的不能につながる。
・・・以上の理由から、コーヒi飲用はマルセイユの住民にとって有害であると、私たちは結論付けなければならない。」
しかし民衆は一般的に、このような医者の警告さえ無視する傾向にあり、特に精神を高める薬として、コーヒーを位置付けました。
人々はコーヒーハウスや自宅で、コーヒーを飲み続けたのです。